am/pm AutoExe LMP99 エンジントラブルでリタイヤ

6月12日16:00にスタートした第67回ル・マン24時間レースに、「チームam/pmジャパン」からエントリーしていた「am/pm AutoExe LMP99」は、レース開始10時間後の13日午前2:00、エンジントラブルでリタイヤした。74周、39位を走行中の出来事であった。

「am/pm AutoExe LMP99」は、公式予選では総合24番手のタイムを出しており、ワークスチームが多数出場する本年のル・マンでは、オリジナルマシンで参加する異色のプライベーターであった。
予選2日目は予選開始早々にエンジンルーム内でリークしたオイルに引火し、コース上でストップ。金曜日一日かけてそれを修復し、決勝レース前のウォームアップでは復調した走りを見せた。ところがレーススタート直前に燃料漏れが発見され、チームは急遽ピットガレージにマシンを戻し、応急処置を施した。このため、最後尾スタートとなったが、6周目には予選と同じ24位まで順位を上げ、その後のポジションアップが期待された。しかし、その後クラッチにトラブルが発生し、3時間に及ぶ修理の末、午後22:50に再びレースに復帰した。
その後は、3'54"〜4'00"前後の安定したタイムで快調にラップを重ねていった。そして、午前2:00、フランク・フレオンがドライブ中にエンジンがブロー。ピットに戻って確認したところ、修復不能と判断し、リタイヤ届けにサインすることとなった。

参加車両概要