メンバースの皆さま、今回はCX-8開発第2弾として、ローダウンスプリングとスポーツマフラーなどの進捗情報の詳細をお伝えします!
先ずは、ローダウンスプリング。
以前より、「CX-5用が装着できないの?」とご相談を受けることがありました。実際には、車重が大きく異なるので装着はできません。
仮に、CX-5用をCX-8に装着した場合のダウン量を比較してみます。
(グレード:共にLパッケージ/4WD車)
①フロント→軸重差+80kg・車高約-43㎜ ②リア→軸重差+140kg・車高約-60㎜
計算上、これだけダウンします。(バンプラバー非装着時)これでは、ダンパーの破損や乗り心地を無視した商品です。結果、専用設計としました。※ローダウンスプリング開発の要となるのは、軸重とバネ定数の関係です。詳細はこちらでご確認ください。
さて先日、CX-8を(2WD/4WD車)2台準備して、テストスタート!
前回でもお話した通り、運転を愉しむ観点で、ロール量を抑え、乗り心地を損なわない「乗り味」を追求します。
試作品を、数セット用意して「組付け→試走→組付け」を繰り返し、評価します。
その結果、2WD/4WD車用それぞれのスペックが決定。車高は約-30㎜。バネ定数は、フロントが2WD/4WD車共に量産比109%UP。リアは軸重差が約40kgあるため、2WD車103%・4WD車110%UPとしました。
ロールも抑えられ、キビキビとした走りを実現します。またバンプラバーへ移行時の突き上げ感もなく、乗り心地にも配慮しました(^^)/
補足ですが、メーカーオプションで設定されている安全装備の360°ビュー・モニター付車へローダウンスプリングを装着すると、カメラ位置が変わるため、モニターの映り方が変化します。その場合、カメラのエーミング調整で対処できます。(ノーマル車であっても、最大乗車定員では、車高が下がるため、同様に映りに変化が生じます。)
続いて、スポーツマフラー。
スポーツカー以外では、初めての開発です。狙いはアクセルレスポンスの改善。加速感=排気効率を高めるため、ストレート構造化としました。
またサウンドと消音効果を両立させた、レゾネーターチャンバー(画像左下)を新採用しています。
テール部は、真円Φ90の 2本出しに変更。さらにテールが収まるようガーニッシュを装着します。リアビューのスポーツ度がUPするのも魅力です(^^♪
少しですが、吸気系パーツもご紹介します(*^^*)
ラムエアインテークシステム、スポーツインダクションボックスは、CX-5とブローバイホースレイアウトなどが異なるので、専用品を新設定します。
フレッシュエアガイドは・・・KF用がそのまま装着できそう?
ローダウンスプリングと吸気パーツは、今月の発売を目指して開発進行中!!
スポーツマフラーは、来月ご案内できそうです。ご期待ください。
さて、今週末は千葉マツダ長沼店でイベントです。久々の本社での開催もあり、デモカーは6台展示です。私も土日の2日間常駐します。皆さまのご来場お待ちしております。
Posted by J.Inazumi
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