皆さま、こんにちは。
今回は、走りの中核となるストリートスポーツサス・キットの開発レポートです。AutoExe独自の減衰比に基づき、チューニング施したRF専用品です!!
詳しい手法はこちらまでご確認ください。
RFは、ソフトトップ車と比べて前軸重が約10㎏/後軸重が約60㎏重いため、既存品を装着すると、車高が基準値よりフロント:約3.9㎜/リア:約24.6㎜下がります。(スプリングレバー比で算出)
特にリアはダンパーのストローク不足などの不都合が生じるため、RF用では車重に合わせてスプリングとダンパーを強化します!
走行テストでは、技術的理論に基づきセットされたスプリング(バネ定数110~130%)とダンパー(減衰比に合わせた減衰力)を複数用意。これらを組み合わせ、ドライバーがどう感じるか?乗り味を検証。動的感性に優れた最終スペックを決定します。
今回の一例ですが、バネ定数110%程度では、ダンパーの突き上げ感が多く、振動や乗り心地面に不満が残りました。
次に130%程度に上げると、スポーツ性能が向上し、乗り心地も良好に感じられました(*^^*)
ホイール位置バネ定数にすると僅か2.6N/mm(0.2kg/mm)ですが、その差が「乗り味」に効いてきます。
※バネ定数は量産RSグレード比。
今回のテストで、スプリング単体のバネ定数はフロント:37.2N/mm(3.8kg/mm)/
リア:22.5N/mm(2.3kg/mm)に決定しました!!
推奨車高は-15mm。調整範囲は-5mm ~-25mmとソフトトップ同様です。
全グレード対応で、発売は4月末を予定しております。
ご期待ください!
Posted by J.Inazumi
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