一部パーツが適合確認中となっていた新型ロードスター(通称NC3)ですが、先日実車にて適合可否を判明しました(サンプルは当社スタッフの愛車だったりします♪)
で、結果から申し上げると下記三点が装着不可能でした(ToT)
①フロントノーズ ②ラムエアインテークシステム ③ボンネットダンパー
歩行者頭部保護基準改定に対応するためNC3より、衝突時にアクチェータによりボンネットが跳ね上がる構造となっています(同規制は車高が低い車に不利。ロードスターは従来のままではエンジンとボンネット間が狭すぎて衝突時に必要な空間が確保できないための苦肉策。詳細は割愛しますので、ググってみてください)。
ボンネットダンパーはアクチェータと干渉するためNG・・・
NC-04&NC03Bフロントノーズは、ご覧の通り物理的には装着できるのですが・・・
純正バンパー裏側にアクチェータの作動を感知するセンサーが装備されています。
同パーツを取り付けるブラケットがAutoExe製バンパーにないのと、仮に着いたとしてもセンサーが正常に作動する保証がないため、現状装着不可とさせていただきました。
一見問題なさそうなラムエアインテークですが、バンパー内部のリーンフォースメントの形状が変わっているため、ラムエアのダクトが入る空間がなく、またダクトの取付けポイントが存在しないため装着できませんでした。
ロードスターのようなスポーツカーの場合、同規制は平成24年9月1日以降の生産車に適応されます。※以前に販売された車は対象外ですのでご安心を。
装着できないパーツがあるのは残念ですが、同規制に対応できずに生産中止になるクルマもある中、スタイルを崩さずに生産を継続してくれたマツダさんに感謝しましょう!(でも、今後はボンネットが低いクルマが少なくなるのでしょうね・・・)。
P.S.今週末は引き続き東北マツダさんでスポーツフェアを開催中。メンバース皆様のご来店をお待ちしております。
Posted by S.Soma
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