ローダウン対応の新パーツ。

ローダウンスプリングや車高調キットなど装着時のオプションパーツというと、ローダウン時のスタビライザーの角度を補正する"アジャスタブルスタビライザーリンク"がポピュラーになりつつありますが、同様のコンセプト？でステアリング系の補正パーツを開発中です！

ラジコンとか作った経験のある方だと分かりやすいと思いますが、ステアリングと前輪左右のナックルを結んでタイヤの向きを変えるタイロッドの動きに着目しました。

ステアリング系のチューニングというとアライメント調整がまず思い浮かびますが、車高ダウン時のタイロッドの変化が深く関わってきます。

左図のように、通常、タイロッドはほぼ対地水平になるように設計されています。

ところが、純正車高を基準に設計されているため車高を落とすとアームやストラットなどの移動に釣られ静止時のタイロッドは、左図のように上向きになります。

サスペンションストローク時は、この状態を基準に弧を描いて上下に動くため純正車高時に比べて横方向の差異が大きくなりステア特性に影響を及ぼしてしまします。

で、それを解消するアイテムを開発中なのですが、万一設計を間違えると、操作不能で大きな事故にも繋がりかねない部位ですので、材質や精度を特に慎重に進行中です。

開発進捗など続きは、またブログでご案内しますね。

う～ん、スタビリンクに比べると動きが３次元的で、サスペンション形式などによっても変わってくるので、非常に難しい・・・こちらの頭の中も整理しながら、平易な解説方法を考えてみます・・・。

Posted by S.Soma