純正エアフィルターを活かして効率UP&吸気サウンドを楽しめるスポーツインダクションボックス。
おかげさまで、各車種で好評を頂いておりますが、リクエストの多いMZR1.5、1.3Lを搭載しているデミオ、アクセラ、ベリーサ用は設定がございません。
ご存知の通り、MZR1.5,1.3Lはエンジン上部にECUモジュールとエアクリーナーケースが一体化された構造(他のエンジンはクリーナー別体)。
そのため、クリーナー前方部のみを開放してエアを取り込む構造にするのが容易ではありません。
純正クリーナーは、こんな感じで装着されています(写真は分かりやすいようにカバーを外してあります)。
何とか、インダクションボックス化できないか検証しておりました。
純正クリーナーボックスを加工した検証用プロトモデル!?でテストを敢行。
実際はエアクリーナーの上に純正カバーが装着されて、前方部の専用ダクト(写真だと黒い部分をエアロフォルムに作り変えるイメージ)からダイレクトにフレッシュエアを取り入れる算段です。
結果はご覧の通り惨敗!!5000回転以上のピーク域でのパワーアップが確認できますが、それ以下の回転では、全域キレイにパワーダウン(苦笑)
吸入空気量自体は増大する傾向ですが、なにしろ吸気温度上昇によるパワーダウンが凄い(最大30℃差)
少々、無理がありました。
というわけで、残念ながらスポーツインダクションボックス計画は、お蔵入りとさせていただきました・・・。
該当車種にお乗りのメンバース皆様、現行ラインアップのラムエアインテーク、エアフィルターをよろしくお願いいたしますm(_ _)m
Posted by S.Soma
商品化出来なかったのにはそう言う理由があったのですね(i-i)
吸気温度はインテークパイプなどで下げることも可能かとは思ったのですが…。
我がRX-8もスポーツインダクションボックスに加えてインテークダクトを取り付けたことで吸気温度が見違えるほど下がりました。
ラムエアインテークならば問題解決ですね(^-^)
例えば、前方に専用ダクトを設けてフレッシュエアを・・・結果ラムエアインテークの価格帯となってしまいます。
今後、自動車部品のモジュール化は加速するはずですので、こういったケースは増えてくるでしょうね。