先日お伝えしたGH-03Bフロントノーズ、その後クレイのハードマスターに移行し完成が見えてきました。マスター完成後に凹型を作成、その後量産へと続きます・・・。
フロント部については、概ね順調です。
ところで、リア周りなのですが、皆さんは流行りのクリアタイプのテールってどう思いますか?
AutoExe的には、特にこのクラスになると、レッド基調でもう少し落ち着き感があってもいいと思うのです。
(実はRX-8がデビューした時からランプユニットごと作り変えたい願望があるのですが、開発費や定価面で現実的でなく、幾度も製品化を断念していました・・・)
で、今回カバータイプにチャレンジしてるのですが、品質感を重視するとなると、これが予想以上に難しい・・・
1.素材の選定(アクリル自体の種類や製法)
2.成型の選定(圧空 or 真空成型)
3.カットの選定(レーザー or NCカット)
上記を試したモックがゴロゴロ・・・デリケートかつ安定感のない形状なので、特にキレイにカットするのが至難の業。途中断念した業者さん多数で一時は座礁しかけましたが、どうにか製品化の目処が立ってきました。
真空(バキューム)製法による滑らかなRや精巧なNCカットなどによりカバーの後付け感を感じさせないクオリティを目指します。価格的にも現実的な線に落ち着けそうです。
太くて複雑な形状のため、こちらも従来生産化が困難でしたが、ようやくリクエストの高いスタビをテスト中。
アップ率はバランスを考慮してGG型同程度に落ち着かせる予定です。
フロントスタビのカマボコ型ブッシュの取付け部は珍しいロアアーム固定ポイント兼用タイプ。おまけにクロスメンバーはRX-8のリアのように剛性を重視した6ポイント止めタイプ(通常は4ポイント)。
装着難易度は☆☆☆☆☆レベル。工賃張りそうですが、効果は◎ですので、ハンドリング重視志向のユーザー様、ご検討よろしくお願いします。
専用パンフを制作中(写真はパワーポイントのマンガ、設計図にようなもんです)。GW前にはお披露目できるかな??
GHアテンザユーザーの皆様、ご期待下さい!
Posted by S.Soma