Bremboブレーキシステム、近日発売!

| コメント(3) | トラックバック(0)


究極のブレーキチューニングとしてブレーキキャリパーコンバートという手法がある。
大径ローター+大型マルチポット(対向4、6ポットが主流、中には12ポットというのも存在する!)
キャリパーの組み合わせでストッピングパワーを得ようとするものだ。

性能的に(もちろん視覚的にも)有効なチューニングであり、
ユーザーからのリクエストも多いアイテムだが、消化しきれない理論があった・・・。

元々ブレーキシステムはブレーキペダルを介した踏力が、
油圧としてマスターシリンダーに伝わり、
マスターバックで増幅され各キャリパーピストンに伝達される。
この作動原理の根底にはパスカルの法則が応用され、
小さな踏力でも大きな制動力を得ることができる仕組みになっている。

要するにマスターシリンダーとキャリパーピストンは相関関係でバランスされており、
常識的に考えるとどちらのピストン径を変えることも許されないはずである。

例えば、マスターシリンダーの容量を変えずに大径キャリパーに交換した場合は、
大抵ピストンの有効面積が増幅し、確実にペダルストロークが増えて
ブレーキフィールが極端に悪化してしまう。

また、フロントだけ変えた場合は、制動力はフロントに偏り
前後のバランスは崩れてしまう.....。

AutoExeとしては、単なるマルチポット化や大径ローター化による弊害は当然NGである。

ストッピングパワーうんぬん以前に、このような素朴な疑問の解決から
ブレーキシステムの開発はスタートしていることをまずご理解頂きたい。

というわけで、構想から発売まで少々時間を要したが、
第一弾のCX-7とMPV用の発売は目前。

そのこだわりと製品詳細については発表時に詳しくご説明させていただきい。
乞うご期待を!

Posted by M.Kayano

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.autoexe.co.jp/members/weblog/mt/mt-tb.cgi/50

コメント(3)

気になるのは価格ですが・・・
本来ブレーキの性能向上でしょうが、現実見た目のインパクトの効果が大きいですね。

私はRX-8ですが、パッドの交換でそれなりに制動力はあります。しかし、純正のキャリパーは情けないほど貧相です。
ペイントしたくなる気持ちがわかります。

ブレンボ製でなくても、見栄えのいいキャリパーになればいいなって思っています。
autoexeロゴのはいったキャリパーなんてどうですか?

 いよいよブレーキシステムですね。昔のワークスだった頃のMAZDASPEEDよろしく、次は待望の機械式LSDやECUの発売を是非お願いしますね。

NCロドにも、見栄えがいいものを希望します

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.21-ja

このブログ記事について

このページは、autoexeが2007年6月21日 17:42に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「本日のお客様」です。

次のブログ記事は「関西マツダ高槻東店スポーツフェア」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。