予選初日は、クラス7位。

「ル・マン」公式予選一日目、オートエクゼ・LMP-02は4分1秒791のタイムで、LMP675クラスの7番手でした。

19時から始まった予選で私が最初にコースイン。通常はコースインして一周目は各部チェックのため、すぐにピットインするのですが、昨日サーキット横の飛行場の滑走路でテストしていたので、そのまま数周走行しました。エンジンは快調に回っており、なかなか良いロータリーサウンドを奏でられました。
スタッフによると予選開始直後、ストレートを最初に通過した時に観客席から、ちょっとした歓声と拍手が沸き起こったそうです。場内アナウンスでも、「ロータリーがル・マンに戻ってきた!! このサウンドを待っていたよ。」と放送していたようです。
'97年以来5年振りのロータリーエンジンでの「ル・マン」になるわけですが、温かく迎えられたことで、何かすっと肩の力が抜けたような気がしました。ああやっぱり、ここがレーシングロータリーの育った場所だなと感慨深くなりました。

車はメカニカルなトラブルはありませんでした。今回タイヤをダンロップに変更し、更にドライブシャフトもF1で採用されているものに変更したことから最初は慎重に走行しました。カーブでの左右のバランスの違いがあったり、前後車高のバランスを取ったりと調整に少々時間を取りました。
最高速は314km/h出ているのですが、まだレシオがショート気味なのとリアウイングのダウンフォースが強いので、調整をすれば明日はもう少し伸びると思います。また、カウルが重たい方で走行していたのでシャープさに欠けるきらいがありました。 明日二日目の予選は上位とのタイム差をつめるべく頑張りたいと思います。ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

寺田陽次郎@ル・マン



我先にとコースインの順番を待つドライバー達。

ピットアウトサウンド
左の写真をクリックするとWAVファイルが再生されます。163KBありますので、高速回線でない方は一旦ダウンロードしてお聞きください。音とびしてしまいます。

ストレートサウンド
上の写真をクリックするとWAVファイルが再生されます。88KBありますので、高速回線でない方は一旦ダウンロードしてお聞きください。音とびしてしまいます。
S字動画
上の写真をクリックするとWMVファイルが再生されます。561KBありますので、高速回線でない方は一旦ダウンロードしてご覧ください。
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