MAZDA CX-60 (KH-07) エンジンルーム

基本コンセプトは高剛性を優先したスチール製一体構造。

比較的安価で装着も簡単なため、ファションアイテム的な感もあるタワーバーだが、コンセプト次第でさまざまな設計が可能だ。「高剛性ボディあってこそ、シュアなハンドリングが生まれる」と主張する以上、私たちの目的はもちろん機能最優先だ。
基本設計は、オールスチール製シャフトとブラケットを溶接した1ピース構造だ。左右のタワーを連結するシャフトは、剛性の高いオーバル形状とし、極力直線的にレイアウト。また、ボディとの接合部となるブラケットに筒状のリブを設けることで十分な強度を持たせ、全てのスタッドボルトと共締めにしてボディとの一体性を強化した。さらに、ボディとの接合面に加わる圧力の均一化を図るべく、ツインガセット(補強プレート)を配置。タワーバーとしては、最高レベルの高剛性を確保したのである。単品での装着で十分な効果を得られるが、できれば、ロアアームバーやフロアクロスバーなど組み合わせたトータルボディチューニングをオススメしたい。


サスペンションからの入力が、ボディに伝わる力関係(概念図)

ストラットタワーバー無状態

サスペンションからの入力(青矢印)がボディに伝わりを内側方向へに歪ませてしまう。

ストラットタワーバー装着状態

サスペンションからの入力(青矢印)がボディに伝わるが、ストラットタワーバーで補強しているので歪みづらい。


<商品適合表>

■Strut Tower Bar スチール製

ご注意・・・取付ポイントが重複するため、タワーブレースセットとの同時装着はできません。
※1 純正ストラットタワーバー非装着車に装着する場合、純正エアカウルパネル(N244-56-35X)×1が別途必要。
※2 純正ストラットタワーバー非装着車に装着する場合、純正エアカウルパネル(NE57-56-35XA)×1とフランジナット(99940-0801B×4)が別途必要。