SE-07S ラムエアインテーク開発進捗。

新プロジェクト”SE-07S”の開発進捗も大詰めに。今回はその目玉の一つ、改良版「ラムエアインテークシステム」をご紹介します。
吸気系チューニングの定番ロングセラー 通称“ラムエア”ですが、さらに高効率を目指して各部の仕様を見直しています。

一つ目のポイントは、クリーナーボックス前方に備わる量産の可変吸気システム“バリアブル・フレッシュ・エア・ダクト(VFAD)”の再考です。従来のラムエアは、左図のように本ダクトを生かした構造でした。
改良版では、より積極的に空気を取り入れるためVFADを撤去し、吸気ダクトを新設計。基本レイアウトを踏襲しつつも、常時2方向からの吸気とし導入部面積を拡大。フレッシュエアガイドのようにバンパー開口部から顔を覗かせるダクトは、前方からのフレッシュエアを受け止める構造としました。

2つ目はエアフィルターを新設計。旧仕様の上面天板を廃し、コーン型フィルターをプラスしフィルター面積を約10%拡大。空気の流れを乱れることなく直線的にエアを導入します。加えて座面を柔軟性の高い樹脂とすることで、パッキンが不要となりメンテナンス性も向上させます。


上記の通り、機能性はさることながら、デザイン性にもアクセントを設けます…⁈
また、従来品をご装着いただいているRX-8ユーザーの皆様にはアップグレードキットを企画しています。
正式発表まで、もうしばらくお待ちください。

【SE-07S 開発進捗情報】
①RX-8新プロジェクト始動
②スタイリングキット編
③マフラー編
④エンジン駆動系編
⑤インテリア編
Posted by K.Nishioka