登場から約2年が経過するMAZDA3とCX-30。なかには走行距離が伸び、サスペンションのヘタリが気になる頃合いの方もいらっしゃるのでは？特に乗り味の要ダンパーは、使い込んでいくと内部のオイルなどが劣化し、乗り心地や車体の揺れの収まりの悪化を招きます。このタイミングを狙ったわけではないのですが、両車のスポーツダンパーの開発が大詰めを迎えています。

スポーツダンパーの売りは、なんといっても【ロール・ピッチングスピードの的確なコントロール】です。具体的には、クルマが動き始める瞬間の微低速域からの減衰力を素早く立ち上げ、クルマの無駄な動きを抑制しグラッとくる感覚を穏やかに。交差点の右左折といった街乗りでも変化を感じ取っていただけるはずです。また、フワフワとした挙動も低減するため、同乗者の車酔いに効いたという事例もあります。

見た目こそ鮮やかなレッドカラーですが、形状は量産品と同じで、車高も変わらず利便性はそのまま。ハイスペックの車高調キットに比べると消耗時のリプレイスユース的な印象を持たれる方も多いと思いますが、乗る人だけが密かにスポーティなハンドリングを味わえる、通好みのパーツと言えるでしょう。積極的にドライビングを楽しみたい方にオススメします。

只今、発売に向けてラストスパートです。もうしばらくお待ちください。

Posted by A.Asanuma