こだわりの24%ショート・・・ND用クイックシフター開発進捗。
”高限界ピュアスポーツ”がコンセプトのND-06S。今回は、その総仕上げというべき【クイックシフター】の開発進捗情報です。
狙いは、ダイレクトかつクイックな操作感。量産仕様でもリズミカルにシフトできるNDロードスターを、いっそう鮮明に”06S”化するべくチューニングを進めました。
まず、ダイレクト感の獲得に向け量産のシフトショックを和らげる機構を全て廃しました。その変化をどう伝えたら良いか悩みますが、「シフトノブ」→「MT内のシフトフォーク」→「スリーブ」まで、直結してるかのような感覚。コキコキした節度感が3割アップした感じです。(弊社スタッフの感想)
そして、クイックな操作感を得るために、レバー比を変更しました。レバー比は、テコの原理風に机上の計算で簡単に算出できますが、ポイントはその塩梅。ショートストロークにしすぎるとシフト操作が重くなり、かえって扱いづらくなります・・・。
ですので、異なるレバー比の試作シフターを複数製作して、実際に試してみるしかありません。私たち流に言えば、工学的ではなく、感性領域のチューニング。試乗&シフト操作を繰り返し、あと少し・・あと少しと突き詰めた結果、24%のショートストローク化がベスト!という結論に至りました。
24%・・・重すぎず、軽すぎずの操作性にダイレクト感を3割プラスした「スポーツシフター」。装着すれば、小気味よいシフトフィールを楽しめるはず!製品は、開発工程を終了し量産工程に移行。1月下旬発売予定です。お楽しみに。
Posted by K.Nishioka