RX-8用を進行中!クラブスポーツサス・キット。
狙いはソリッドな運転感覚。低重心&高ロール剛性をテーマにした【クラブスポーツサス・キット】。先行発売のNDロードスターに続きRX-8用を進行中です。サーキットでの限界領域~ワインディングを想定したテストコースを走りこみスペックを決定。ポテンシャルの高いREスポーツをさらなるコーナリングマシンへと仕立てます。
グラフは、サスペンションの違いによるロール量の比較です。
横加速度は“横G”のことです。目安としてワインディングで気持ちよく走った場合0.5G程度。サーキット走行では1.0~1.3G程度(スポーティなラジアルタイヤ使用時)です。例えば0.5G時では、量産の1.38°に対してクラブスポーツサスは0.76°。ロールが約45%が抑えられ、高い俊敏性がイメージできます。
そして、私たちの根幹、ストリートベスト仕様と異なるのは、ダンパーのピストンスピード重要領域です。
例えば、ストリートスポーツサスのロール量は量産×90%程度。穏やかなロール感を得るために微低速域(0.05m/s以下)が重要です。だから、ピストン構造がシンプルで減衰力の立ち上がりに有利な減衰力固定式としています。
対して、高限界走行を想定したクラブスポーツサスのロール量は、量産×50%程度。低速域以上の領域が重要です。
ストリートスポーツサスほど微低速域の減衰力が重視されないため、減衰力調整機能を装備し走行ステージによってセッティングできる自由度を優先させました。
ワインディングを存分に、時にはサーキットも楽しみたい。そんなRX-8ユーザーに向けたベスト仕様は11月発売予定です。お楽しみに!
Posted by A.Asanuma