車体の前後末端部を補強し、捻じれ剛性を向上させる【モーションコントロールビーム(MCB)】。高剛性化により伝わりやすくなる微振動を摩擦式ダンパーで制振。多くの車種で強さとしなやかさを両立した乗り味が好評です。

お待たせしました！絶版スポーツカー用としてRX-8(後期)とロードスター(NCEC)対応品を追加設定しました。
AutoExeでは両モデルに、サスペンションやボディ補強など様々な提案を行ってきましたが、MCBをプラスし生涯現役をバックアップ。
性格上、走り込んだ車が多く、また、観音開きやオープンといったボディ形状ゆえ、経年による歪みもあります。なので、リフレッシュも兼ねた、剛性アップメニューが効果的です。

気になる取付ポイントですが、フロントはバンパーを取外しラジエター前部のリーフォースメントと共締めします。リアはマフラーの内側、メンバー後部に装着します。両車共に初期型～最終型 仕様が多岐に渡るため適合確認が一筋縄ではいきません。特にリアは、周辺パーツとのクリアランスに余裕がなく、位置決めに苦労しました･･･。

ちなみにRX-8は、マイナーチェンジ前後でMCB取り付けポイントのリアメンバーやスタビライザーの形状が変わっています（リアスタビは、なんと全6種類も・・）。
前期型では、リアスタビライザー稼働時にスタビとMCB本体が干渉するケースが想定されるため、現状適合外とさせていただきました。

また、取付け部周辺にアフターパーツを装着した車両も多いことでしょう。時にはフィッティングに調整が必要なケースもあるかと思いますが、それもまたチューニングの醍醐味といえるでしょう(笑)

Posted by A.Asanuma