マツダ車のスポーツ度を、さらに濃く引き出す。
それがAutoExeの「車種発想」チューニング。
命あるもののように、
クルマとあなたの関係を輝かせたい。
クルマを持たない若い父親がラジオで語っていました。「クルマがなくても、電車やバスで海へは行ける。でも、その奥にあるいいレストランとか、岬まではなかなか行けないんだよね」クルマを所有することや運転することから夢や期待が小さくなりつつある時代にあって、それでもなおクルマが持つ力とは?この話には不思議な説得力がありました。
人間の行動にかつてない自由をもたらした20世紀最大の商品。そのクルマも時とともに意味や姿を変えてゆくのは無理からぬことです。しかし一方で、人生を共に過ごすパートナーとしてクルマとの絆を深めたい、命あるもののような存在として密な関係を築き上げたい、と願う人々も存在します。デザインや走りにひときわ個性を放って注目されるマツダは、そんなこだわりを持つメーカー。そして、その一台を選んだあなたも、まさに同様の価値を大切にされている方のはずです。
私たちAutoExeは創業以来マツダ車を専門とするチューニングパーツメーカーです。目指すところは、マツダ車のポテンシャルをもっと引き出し、スタイルにおいても走りにおいても、より高度なスポーツ性を獲得すること。具体的には、不特定多数に必要な量産車のマージンを慎重に見極めながら、スポーツ派のためのシェイプアップされた仕様へと転換することです。
例えば、ハンドリングを高めるサスペンションやエンジンレスポンスを改善する吸排気パーツを組み込み、より感性に響く走りを愉しむ。あるいはスタイリングキットを用いて、量産とはひと味違う自分色の愛車に仕立てる。AutoExeの仕事はあなたとクルマを、もっとアクティブでしかも洗練性を備えた関係へチューニング(調律)すること、と考えています。
私たちのアドバンテージ。
それは「車種発想」のチューニング。
AutoExeの製品開発は部品単体ではなく、車種発想のトータルチューニングです。つまり、プロデューサーのようにクルマ全体を見据えて、企画段階から完成形をイメージして造り込む手法。例えばチューニングのコンセプトを「大人のための知的スポーツ」と設定すれば、スタイリングパーツも機能パーツも破綻なくその目的に集約されるよう開発されます。複数のチューニングパーツメーカーの製品を組み合わせる場合、コンセプトや規格の違いによるアンバランスなどが起こらないようにユーザーには十分な情報収集や経験が求められます。一方、クルマ全体をバランスよく仕上げやすいのが車種発想の利点。マツダ車に特化し、ベース車両を熟知しているゆえに可能な強みといえます。
では、私たちの車種発想はどんなゴールを見据えているのか? そのキーワードがスポーツカーはもとよりSUV、コンパクトカーまで貫かれた「ストリートベスト」性能です。サーキットトライアルでベストラップを叩き出す!というような限定的な目標ではなく、いつもの市街地、高速道路、ワインディングなどいわゆるストリート全般で、曖昧さや緩みのないシャープな走りに鍛え上げることを命題としています。
なお、車種発想を謳う私たちの理想はフルコンプリート仕様ですが、個々のパーツは単品装着で十分な効果を発揮できるよう、同じ指標で設計されています。それゆえ好きな箇所から着手できるのも利点。ひとつひとつのパーツの効果を確かめ味わいながら、段階的に装着して行くのもまた、車種発想チューニングの楽しみです。
AutoExe基準のさらなる深化へ。
2020マツダ車個性化プロジェクト。
”A New Driving Sensation”―量産車のポテンシャルを引き出し、きわだつスポーツ感覚の創出へ。チューニングには、量産車にもうひと手間かけるこだわりや労力が求められます。しかしそのひと手間が、未知の感動を連れてくると私たちは確信しています。
そして2020年、これまでに培ってきた豊富な経験と実績からマツダとの緊密な連携を実現して、より入念な車種発想のもと、いままでなしえなかったステージへも取り組んでいく所存です。AutoExe基準ともいうべき理念や手法のさらなる深化へ。チューニングの新たな可能性へ。2020マツダ車個性化プロジェクトにご期待ください。