新ボディ補強パーツ「モーションコントロールビーム」開発進捗情報③

新たなボディ補強パーツ「モーションコントロールビーム(以下MCB)」の第1弾として、ND型ロードスター(以下ND)用を発売中です。おかげさまで、イベントなどで他車種ユーザーの皆様より、”自分の車用はいつ出るのか?”というお問い合わせをいただいております。

開発進捗情報②でお知らせした、第2弾のアクセラ(BM)/アテンザ(GJ)/CX-5(KF/KE)/CX-8(KG)用の開発が大詰めを迎えています。

NDはフロントミッドシップ(エンジンが前輪の車軸と運転席の間にある)のFRレイアウトです。対して、今回設定する5車種は、基本的にオーソドックスなFFレイアウトです。
いずれの車種もNDと比較して、ボディサイズが大きく前後のオーバーハングが長いため、ボディ末端部における捻じれようとする力はより大きくなります。
特にフロント側はエンジン/トランスミッションといった重量物が集中し、しかも、搭載位置も前輪の車軸よりも前側になるため、その影響は顕著です。中でも、ディーゼル/ガソリンターボエンジン車は、同一車種ラインナップ中でも重いため、MCBによる捻じれ剛性アップはより効果的に働きます。

ちなみに、MCBの装着個所はシャシーのサイドフレーム前後端です。今回設定する車種は、基本プラットフォームが全車共通ですので、取付位置やブラケットは共通化できました。
実際にはエンジンの種類によって補機類のレイアウトが変わったり、リアのバンパーの形状によってステーの位置が異なるケースがありましたが、それらの問題を乗り越え、量産に移ります。

発売は5月末を予定しています。今しばらくお待ちください。また、第3弾以降、他の車種についても製品化を企画中です。今後の展開にご期待ください!

Posted by A.Asanuma