新型CX-5用スポーツマフラー、開発進行中。
今回は、CX-5ガソリン車用スポーツマフラーの開発進捗も兼ねて、現在の状況をご報告させていただきます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今のチューニングマフラーは、加速時の騒音規制がありますので、保安基準に適合させるためには、公的機関で性能認証試験(加速/近接騒音規定)を受験し合格しなければなりません。
今回、受験したのは、ガソリン2.5LターボとNA、2.0L。3台の開発車を準備し、いざ受験。もちろん、3台とも規制値をクリアしました。
特に、2.5Lターボのお客様からの“後押し”が多いこのマフラー。これから、量産に入り2月中の発売を予定しております。もう少しですので今しばらくお待ちください。
画像は、ディーゼル車とガソリン車用のマフラー。同じクルマとは思えないほど、ガソリン車のサイレンサーが大きいことが見てとれます。
ディーゼル車は、DPF(大きな排気ガス浄化装置)により、音量が抑えられるので、小ぶりなサイレンサーやレゾネーターのみで保安基準に適合させられますが、ガソリン車はそうはいきません。
しかも、スポーツマフラーは、排気効率最優先設計。だから、量産サイレンサーが配置された限られたスペースに、できる限りストレート、かつ音量も抑え、耐久性を確保するべく、サイレンサーを2つ直列に繋ぎ、斜めにレイアウトしました。
少しアグレッシブで“やる気”を感じさせるデザインに仕上がったのでは・・・(笑)と思います。
ガソリンターボエンジンは、「吸排気系のチューニング」=「パワーアップ!」のような、分かりやすい方程式が成り立ちますね。もちろん、ラムエアインテークやインテークサクションといった、吸気系チューニングパーツの開発も同時並行中。
今回のスポーツマフラーと合わせた、吸排気チューニングをご提案しますので、お楽しみにお待ちください。
Posted by T.Takechi