ロードスター(NA)用
K&N製湿式コットンフィルターにより
吸入効率と集塵効果を改善

<吸入空気流路図>


NAオーナーからの熱烈なリクエストは私たちにも届いていた。だが、実は、基本的な問題があった。ノーマルの吸気レイアウトが、リトラクタブル式ヘッドライトにより致命的な制約を受けていたのだ。エアクリーナーボックスは、エキゾーストマニホールドの横に押し込まれ、スロットルボディから一番遠いという二重苦のために、熱の影響を受けやすく、かつ複雑なインテークパイプ形状により大幅な吸入抵抗となっていた。
ラムエアーインテークシステムを開発するとしても、従来のような前方吸気レイアウトは不可能だった。NAロードスター独特の限られたエンジンルームスペースの中で、最適なレイアウトをどう創り出すか…。
試行錯誤の末に、私たちは、極めて大胆に、だが考え方としては極めて基本に忠実に、結論を出した。「中に収まらなければ、外に出す」である。吸気ポットは、レースの世界なら、当然、外に突き出しているのだ。で、助手席側ボンネット上に専用の吸気ダクトを配置した。その結果、走行風を直接吸気ダクトで捉え、加圧しながらクリーナーボックスに導き、ラム効果により大幅な吸入効率向上を実現できた。
また、空気導入通路部分をエンジンルームから完全に遮断し、かつクリーナーボックス専用遮熱板を設ける事で完全な遮熱効果を実現した。